アスベスト除去工事の工法
ここでは、除去工法、封じ込め工法、囲い込み工法など、アスベストの代表的な除去の方法について紹介。アスベストの作業レベルについても解説しています。
アスベストの除去工法の種類
除去工法:
レベル1、2、3に対応
リムーバル工法とも呼ばれるもので、アスベスト含有層を下地から取り除く方法。アスベストを完全に取り除いてしまうため、建物の解体時などの際に、再度、除去する必要もなく、もっとも推奨される工法です。
封じ込め工法:
レベル1、2、3に対応
アスベスト含有層に薬剤を浸み込ませてアスベストを固着・固定化したり、表面に造膜剤を塗ってアスベスト含有層を覆う方法です。アスベスト含有層は残るため、将来、建物を解体する際には、除去工法が必要になります。

(https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/kensido/home_tochi/home/asbest/index.html)
囲い込み工法:
レベル1、2、3に対応
アスベスト含有層を、アスベストを含まない建材で覆って密閉する方法です。封じ込め工法と囲い込み工法は、アスベスト含有層はそのまま残っているため、定期的な検査やメンテナンスを行わなければなりません。

(https://www.city.oita.oita.jp/o172/machizukuri/kankyo/documents/asubesutojyokyopanfu.pdf)
剥離工法:
主にレベル3に対応
薬品でアスベストが含まれている仕上塗材や下地調整材をやわらかくして取り除く方法です。薬品によって湿潤化されるため、散水をする必要がなく、作業後の処理も楽。取り残しがある場合、他の工法との併用が必要。

(https://www.env.go.jp/press/106673/mat03-1.pdf)
ウォータージェット工法:
主にレベル2に対応
超高圧水を噴射してアスベストを含んだ塗材を除去する方法。アスベスト含有層を十分に湿潤化することが出来るので、アスベストの飛散を抑えることができます。水だけを使用しているので、環境への影響も低いといわれています。

アスベストの除去工法と
作業レベル
アスベスト除去の工法は、作業レベルによって対応できるものとできないものがあります。作業レベルとは、アスベスト除去作業を行う際の発じん性の高さによって1~3に分けられるもので、レベル1がもっとも発じん性が高く、2、3と数字が大きくなるほど発じん性が低くなります。
アスベストの発じん性については、製品の密度や石綿の種類、含有率、施工時の状態、使用部位の環境状況、石綿以外の原料の種類など、さまざまな要素が影響するため、同レベルの石綿含有材料でも発じん性が異なる場合があります。作業レベルは、アスベスト含有建材の使用箇所によっておおよその目安をつけることができます。
アスベスト除去の工法にはいろいろな種類がありますが、除去の目的や場所、予算などに応じて選ぶべき工法が変わってきますので、その現場に合った施工方法を提案してくれる専門業者にお任せするのがおすすめです。
神奈川でおすすめの
アスベスト業者3選


アスベストの専門業者
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アスベスト
無害化処理技術
「CAS工法」を開発
施工実績数 | 公式サイトに 記載なし |
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対応スピード | 2営業日以内に返答 |
創業年数 | 2003年設立 |
- 対応エリア
- 全国対応


幅広い業務を手掛ける企業
施工実績数 | 公式サイトに 記載なし |
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対応スピード | 公式サイトに 記載なし |
創業年数 | 1965年創業 |
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※「アスベスト除去 神奈川」でGoogle検索した際にBaseconnectのページ(https://baseconnect.in/companies/prefecture/9c059a11-e5ef-470d-a270-47022ad1f973/keyword/2acd5a41-33c1-481f-b007-d520e56a7717)でリストアップされる80社の中から、公式サイトにアスベスト除去についてのページがあり、作業フローや事例などの具体的な除去工事についての情報が記載されているということを条件として抽出された29社で比較しています。 (2021年10月8日時点)
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地域密着度No.1企業:比較対象の29社の中で、本社が神奈川県にあり、創業年数が最も古い企業を選びました。(2021年10月8日現在)
*1 参照元:https://three-peace.jp/services/#asbestos_research
*2 参照元:https://www.eco24.jp/asbestosmenu/